気持ちが変われば、世界の見え方も変わる。

そんな作品でした。

 

 

 

 

 

~あらすじ~

樋渡(ひわたり)あおは突然降りかかった脳の病気で、入院するものの

手術によって一命を取り留める。

しかし全快には至らず、手術以前の記憶を失ってしまった。

日常生活に支障は無いものの、大切な親友や母親とぎこちない関係に苦しむ日々。

そんなある日、ふと思い立って登った景色の良い場所で

どこか不思議な少年、颯(そう)と出会う。

颯との出会いをきっかけに、あおの生き方は

少しずつ変わり始める。

 

 

 

 

 

というような内容です。

荒削りなところも多いですが、親友や母親との

関係性を修復したり、新しくスタートするために

あおが勇気を振り絞って、一歩踏み出す様は

見ていて感動を覚えました。

また、出てくる登場人物は全員いい人です。

母親。

親友である小雪。

颯。

全員があおのために尽くしてくれます。

あおが記憶を失う前の描写はそれほど多くありませんが、

彼女が明るく周りを暖かくしていたことはうかがえますね。

ただ、全員いい人過ぎて

リアリティを求める人や、人間の暗い部分が好き、

という人にはおすすめできない作品です。

優しい世界で、優しい物語を読みたい

という人にはうってつけでしょう。

 

 

 

そのときの気持ちで、世界や景色の見え方が違う。

希望を持っていれば、世界は明るく綺麗に見える。

だから、どんなときも希望を捨てずに世界を見よう。

そんなメッセージを受け取りました。

昨今、流行している病気のせいで、

どうも日本全体及び、世界全体がギスギスしているように感じますね。

あなたの周りを暖かくするのも、ギスギスした冷たい世界にするのも

あなたの気持ち次第です。

不機嫌は最大の罪である、そんな格言もあります。

どうせなら、機嫌良く世界を明るいものにしたいですね。

 

 

 

この作品で、一番好きなのは親友の小雪です。

親友っていいですね。

私も親友ほしいです。

記憶を失った親友に、寄り添い続ける。

こんなこと、普通はできませんね。

 

 

 

気になった点としては、

あおの父親が影も形も出てこないんですよね。

離婚したとか一切情報が出てこず、何か伏線かと思いきや

そういうのは一切ありませんでした。

 

 

 

気になった点も書きましたし、荒削りという表現もしましたが、

なかなか楽しめましたし、感動もしました。

世界の見え方ということを書きましたが、

世界には周りの人間関係も含まれます。

あなたの気の持ちようで、いい人にも悪い人にもなります。

だったら、周りの人との関係性を見直し、

他人のいいところを見つめたいですね。

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